この小さな丸いアニスキャンディーは、 14 世紀にフランスの修道院の僧侶たちが作り始めました。フランス革命後 はトゥルバ社が製造販売し、 14 世紀の伝統の製造方法は今なお変わっていません。
アニスは、セリ科の一年草です。その実は、砕いてバンやお某子、スープ、ソー . セージ等の香亭料として使われ、呼吸器や健胃剤等の部用としても用いられています。ぜんそくや気管支の弱い方には是非ともお薦めしたい一品です。アニスキャンディーは、このアニスの実を砂糖でくるみ丸く固めて作られます。
トゥルバ社の工場は、フランス、ブルゴーニュ地方のディジョンにある、中世の雰囲気を色濃く残した村にあります。ここで作られたアニスキャンディーには、 Site Relnarquabledu Gout というマークが与えられています。
このマークは、 1992 年フランス文化省によって設立された Conseil National des Arts Culinaire 協会より与えられます。その対象になるものは、伝統的な製造方法を守って商品を作っているフランス企業、かつ、その製品が最高品質をもつ製品に対してのみ与えられ、アニスキャンディーは、協会設立以来、その対象として選ばれ続けています。このマークは、「独特の味が認められる商品を製造している企業」を意味しています。
アニスキャンディーは、その品質や味だけでなく・缶に描かれた絵にも定評があります。キャンディーの長い歴史を感じさせる伝統的なフランスをイメージした絵は、見た目にも美しく、そのデザインも楽しんでいただけます。そのため、缶のコレクションを楽しんでおられる方も多くいらっしゃいます。
14 世紀のフランス修道院の伝統的な味を、缶に描かれた美しい絵とともにお楽しみください。 |